【行政書士試験】記述式はパズルです

はじめに

記述式は最初は取っ付き難くて敬遠しがちですよね。そろそろ対策せねばと思いつつ後回しにしたり。私もそうでした。

配点は大きいし、記述抜きで合格した人はごく僅かという現実を直視すれば、記述はどうしても避けては通れない道です。

でも択一がダメダメでも記述で逆転ホームランできる可能性があると考えれば攻略しない手は無いですよね。

と言うことで、今回は記述式の攻略法について解説したいと思います。

記述式はパズル

記述式というと、小論文や作文のイメージで難解と思い込んでいませんか?

そんなことは全くなくて、あえて例えるなら「パズル」です。

自分の意見や考えなどを書く必要は全くありません。

問題文を読むと、最後の方に必ず解答文の書き方について指示があります。その指示に従ってキーワードを並べるだけです。

では、具体例で説明します。

平成27年(問44)の問題文の末尾

(略)・・・裁決取消訴訟の被告はどこか。また、こうした裁決取消訴訟においては、一般に、どのような主張が許されこうした原則をなんと呼ぶか。40字程度で記述しなさい。

ここから、以下の3点を書くように指示されていることが読み取れます。

  1. 被告はどこか?
  2. どのような主張が許されるか?
  3. こうした原則をなんと呼ぶか?

これを文章として組み立てると以下のようになります。

[ 1 ]が被告となり、[ 2 ]を主張できる。[ 3 ]と呼ぶ。

この[ 1 ] [ 2 ] [ 3 ]に当てはまるキーワードが想起できれば、そこに当てはめるだけです。

解答例

Y県が被告となり、裁決固有の瑕疵のみを主張できる。原処分主義と呼ぶ。

どうですか?キーワードさえ想起できれば、そんなに難しくないですよね?

何を言いたいかと言うと、記述式と言ってもそんなにビビる必要はない、ということです。

普通に学習が進んで行けば、自然と書けるようになるので安心してください。

記述式は点と点を繋げて理解を深めるツール

どうしても記述式は難しそうなので後回しにしがちですが、肢別問題集を一通り終えた後ぐらいには着手した方が良いと思います。

と言うのは、肢別問題集で単に◯×の問いとして出てきた論点が、記述では具体的な事例(または判例)として出てくるからです。

「なるほど!このことを言っていたのか!」

点と点が繋がる感動の瞬間です。肢別でこれまで積み重ねてきた知識が有機的に結合する何とも言えない感覚です。このような体験を重ねて行くと、勉強が楽しくなって実力がどんどん上がっていきます。

記述式は点と点を繋げて理解を深めるツールなのです。

記述は読み物

記述式問題集を最初からスラスラ書ける人なんてまずいないと思います。

最初は全然分からなくて愕然とするかもしれません。私も全然書けませんでした。

そんな時は考えても仕方ないので、すぐ答えを見ちゃいましょう!その方が効率的です。

解説を熟読し、元となる条文や判例を確認します。できれば、その前後の条文や関連判例も一緒に確認します。面倒ですが、この作業があとあと効いてきます。

記述式問題集は、「問題を解く」と言うよりは「読み物」として小説を読むような感覚で接する方が気楽に楽しめると思います。学習が進んでくれば、今は理解できなくても「なるほど!」と思える時が必ず来ますから!

字面だけ丸暗記しても意味がない

大切なのは、解答文を単に丸暗記するのではなく、論点をきちんと理解することです。

解説を丁寧に読んで理解することはもちろんですが、元の条文や判例を参照してピンポイントの知識だけでなく周辺知識まで埋めていく感覚です。なかなか根気のいる作業ですが、理解が深まって来ると次第に楽しくなってくるので、周辺どころか余計な知識まで広げないよう注意が必要です。

字面だけの丸暗記はつまらないし、ちゃんと理解してからでないとすぐ忘れます。さらには周辺知識も埋めておかないと角度変えた別の問題に対応できないので意味がないのです。

点で覚えるのではなく、周辺知識も含めた面を広げていく感覚です。

満点を目指す必要は無い

記述式は3問で60点、めちゃくちゃ配点デカいです。

もちろん満点取れればそれに越したことはありませんが、記述にも毎年難問は織り込まれてきます。

現実的には、1問完答、1問減点、もう1問は全然ダメ、というぐらいで十分だと思います。

これでも30点ぐらいですからね。かなり大きいです。

記述が書けるということは、択一問題の実力も付いているということなので、グッと合格が引き寄せられると思いますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

記述式はパズルです。問われているキーワードが想起できれば、それを指示に従って並べるだけです。

想起できるかは、条文・判例の知識を積み重ねていくしかありません。

記述式も択一問題の学習と同様に、やはり条文・判例をしっかり理解することが大事だと思います。

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