産廃業ってぶっちゃけ儲かるの?

はじめに

産廃業(産業廃棄物処理業)は、結論から言えば「やり方次第で非常に儲かる」ビジネスです。

私は、産廃業界に入ったとき衝撃を受けました。こんなに儲かる世界があるのかと。それまで勤務していた電機メーカーは、コスト、品質、納期など全世界相手にハイレベルでないと勝てないゼロサムゲームだったからです。

では、なぜそんなに儲かるのか?

具体的に見ていきましょう!

産廃業が儲かる主な理由

産廃業が儲かる理由は主に以下の通りです。

  • 参入障壁が高い
    自治体からの許認可が必要な「許可制ビジネス」であり、新規参入が難しく、価格競争が起きにくい。
  • 海外とコスト競争しなくて良い
    国内または地域で完結する市場であるため、海外とコスト競争する必要がない。
  • 産廃は絶対になくならない
    景気に左右されない安定したビジネスです。コロナ禍においても排出量はあまり変わらず、むしろ医療系廃棄物が激増しました。
  • 仕入れ値が「マイナス」または「ゼロ」
    通常の商売とは異なり、原材料費が掛からないため利益を出しやすい。


高収益の例)

「木くず破砕工場」

  1. 住宅等の解体現場から発生する木材を産廃として引き取ります(収集運搬)
  2. 引き取った木材を自社の破砕工場で木くずにします(中間処理)
  3. その生成された木くずをバイオマス燃料として売却します(有価物売却)

<ポイント>
産廃として収集運搬と処分料金を頂いた上で、その生成物を有価物として売却しています。つまり、そのバイオマス燃料は原価がマイナスということです。

通常、モノづくりの工場だと、原材料を安く仕入れて加工して付加価値を付けて売りますが、このバイオマス燃料は、原材料費が掛からないどころか頂いているということなのですよ!

それは高収益ですよね!

収益構造のポイント

  1. 収集運搬: 廃棄物を運ぶことで運賃を得ます。効率的な配車が鍵となります。
  2. 中間処理: 破砕や分別を行い、廃棄物を減容させます。ここでリサイクル可能な「有価物」を抽出して売却することで、さらなる利益が得られます。
  3. 最終処分: 自社で最終処分場(埋立地)を持っている企業は、他社からの処分委託費を独占できるため、極めて高い収益性を誇ります。

注意点

産廃業は非常に儲かる商売ではあるのですが、「許認可ビジネス」であることを忘れてはなりません。

通報などで法令違反が判明し、行政指導行政処分などを一度でも受けてしまったら、再起不能なダメージを負うことになります。

産廃業の怖いところは知らずに法令違反してしまうことです。法律は知らないでは済まされません。日頃から関係法令(廃棄物処理法)を学ぶ企業体質を作り、アップデートして行くことが何よりも大切です。

どんなに儲かっていても、一発の行政指導、行政処分でアウトです。市場から淘汰されます。私は経験上このような企業を何社も見てきました。

企業として利益を追求するのは当然ではありますが、それ以前にコンプライアンス(法令順守)が絶対ということです。

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